アコースティック・ギターの種類
アコースティックギターとひと口に言っても、様々な種類があります。
タイプによって、形だけでなく、構造や出てくる音も違ってきます。
3種類のアコースティックギター
一般にアコースティックギターと呼ばれるギターは、
大きく3つに分けることができます。
ひとつめが、いわゆる普通のアコースティックギターです。
ボディーの表面(トップ)がフラットになっていて、
スティールの弦が張ってあります。
弾き語りやポップス・ロックなど幅広いジャンルの音楽で使われています。
形は普通のアコースティックギターと似ていますが、
ナイロン弦が張ってあるものが"ガットギター"です。
もとは、ガット弦(羊の腸)を張っていたギターで、
クラシックギターとも呼ばれます。
その名のとおり、クラシック音楽などに向いています。
ボサノヴァなどのラテン系の音楽で使用させることも多いです。
3つめが、エレクトリック・アコースティックギターです。
略して"エレアコ"なんて呼ばれたりしています。
アコースティックギターに、ピックアップ・マイクを付けることで
エレキギターのように、アンプで鳴らすことができます。
ガットギター・タイプの"エレガット"なんてモデルもありますが、
スティール弦を張るタイプが一般的です。
アンプを通して大きな音を出すことができるので、
他の楽器と一緒に演奏しても、音が埋もれることはありません。
バンド内で活用したり、ライブの時に使われることが多いです。
やりたい音楽を具体的にしよう
どの種類のアコースティックギターを買うべきかは、
あなたが、どんな音楽をギターで弾きたいかによって変わってきます。
それぞれのギターの特徴を良く知った上で、
自分の好みや、やりたい音楽に合わせたギターを手に入れましょう。