弾き方の基本
では、アコースティックギターを手に取ってみましょう。
まずは、弾き方の最初の基本となる、ギターの構え方を覚えましょう。
まずは基本に忠実に
ギターの構え方に「これじゃなければいけない」という決まりはありません。
演奏するジャンルや、曲によって弾き方を変えることもあります。
体型によっても、弾きやすい形や弾き難い形はあります。
ですから、一番の基本となる形をまず最初に覚えてしまって、
そこから先は、自分の弾きやすいように試行錯誤して行きましょう。
最初から独自の弾き方をすると、おかしな癖が付いて
上達する効率が悪くなってしまうこともあります。
スタートは基本に忠実な弾き方をするのが、結局は近道なのです。
座ったときの弾き方
まずは、座った状態の構え方をマスターしましょう。
膝が自然に曲がるくらいの高さの椅子にすわりましょう。
背もたれが付いている椅子に座る場合は、少し浅めに腰かけて、
背もたれに寄り掛からないようにしましょう。
右利きの場合は、右足のヒザを少し立て気味にして、
太ももの上にギターのくぼみを乗せましょう。
右手の肘をボディーに乗せて、ギターを固定します。
演奏中は、どうしても指板を覗き込んで猫背になってしまいがちです。
できるだけ背筋を伸ばして演奏することが理想です。
肩やヒジに力が入らないよう、リラックスしましょう。
ギターのボディーは真っすぐに立てましょう。
サウンドホールが正面を向いているように意識すると上手く固定できます。
アコースティックギターは、座って弾くことが多い楽器です。
特に、家で練習しているときはほとんど座った状態ですよね?
構えが悪いと、すぐに疲れたり、関節が痛くなってしまいます。
長い時間練習するためにも、きちんとした構えを身につけましょう。