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かんたんに弾ける方法

これまでに登場したコードはどれも、6弦のうち何本かは解放弦を使うものでした。
このように、解放弦を使うコードを「オープン・コード」と呼びます。
全ての弦をおさえる必要が無いので、比較的簡単に弾くことができます。

 

アコースティックギターでは良く"Fのコードは難しい"と言われますね?
実際、多くの人がぶつかる最初の難関が、このFのコードです。

 

Fのコードは、すべての弦をおさえなければいけません。
特に複数の弦をおさえる人差し指は、なかなか上手く行きません。

 

Fのコードのように、人差し指を棒のように横に寝かせておさえる形のコードを
"バレー・コード"と呼びます。

 

今回は、このバレー・コードをかんたんに弾けるようになる方法を紹介しましょう。

 

 

バレー・コードのコツ

バレーコードを正確におさえるにはまず、
人差し指のフォームをしっかり身に付けなければいけません。

 

人差し指は、指の中心のラインよりも、少し側面にずれた部分で弦をおさえます。

 

おさえるフレットの、1弦から6弦までの全てを人差しでおさえます。
ネックの裏側からは、親指を人差し指に押し付けるようにしっかりと支えます。
手首をネックよりも少し前に突き出すようにすると、かんたんにおさえられます。

 

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バレー・コードをおさえる人差し指の形は、
「真っすぐにした方が良い」とする人と
「少しカーブをかけた方が良い」とする人がいます。

 

どちらの方法がおさえやすいかは、指の長さや太さ、
関節の柔らかさなどによって、変わってきます。
両方とも試してみて、おさえやすい方を選びましょう。

 

人差し指のフォームができたら、あとはかんたんです。
コード譜にあわせて、残った指をあてていきましょう。

 

 

バレー・コードのメリット

バレー・コードは、同じ形のまま、横に移動することができます。
実は、これこそがバレー・コードの最大のメリットです。

 

フレーズの練習をしたときに「フレットを横に移動すればキーが変わる」
ことをお伝えしましたよね?
これと同じことが、バレー・コードにも当てはまるのです。

 

Fのコードを2フレット横に移動すれば、そのままGのコードになるのです。
つまり1つのコードを覚えてしまえば、他のキーもすべて弾くことができるのです。

 

pic23.gif

 

Fのコードが上手くおさえられないときは、少し右側に移動して、
5フレットに人差し指を置く、Aのコードで練習してみましょう。
こちらのポジションの方が、かんたんに弾くことができます。

 

Aのコードが弾けるようになったら、3フレットのGのコードに移動しましょう。
それもできたら、1フレットのFのコードを弾く。
この練習方法で徐々に左に移動して、指を慣らして行きましょう。



 

 

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